第33話 血迷って? 犬を飼う。パート1
突然ですが、今年の1月初め、我が家の愛犬がお亡くなりになりました。享年2.5歳。ペギニーズとシーズーのMIX。昨年末に歯石を取りに獣医さんに行ったら、麻酔の関係で血液検査。結果は生きているのが不思議なくらいの数値。腎臓の機能がほとんど無い状態。歯石どころではなく、即、治療開始。
点滴をして、餌は腎臓病食にするようにと言われて帰宅。半べそをかいてお義母さまに報告。市販の腎臓病食はおいしくないので食が細くなり、毎日の点滴と手作りの治療食で辛うじて命をつないでいる状態になった。
治療食もミキサーにかけて、スポイドで強制的にチューッと入れないと食べてくれない。急速に弱っていき、ほとんど歩けない状態になっていたある日、アダムが出勤のため玄関に行くとベットからヨロヨロ歩いてきてお見送りをしました。次の日の朝、静かに息を引き取っていました。
獣医さんは、たぶん、生まれつき腎臓が悪かったのだろうと言っていた。治療を始めて3週間ほどでお亡くなりになったので治療したのが死期を早めてしまったとも思う。知らなければもうちょっと長く生きていたかも。治療せずにおいしいものいっぱい食べさせてあげればよかったかな。
まったく吠えないため、飼い始めて1年は、吠えた声を一回も聞いたことが無かったし、トイレもすぐに覚えるほど頭のいい子でした。これが我が家の愛犬『 栗2世 』。 『2世』ということは、もちろんその前に『 栗(1世)』が居りました。
お義父さまに記憶障害があるため、犬を見るとすべて『栗』と呼びます。よって、血縁関係なしに我が家の犬は代々『栗』となっています。
次回 第34話 血迷って? 犬を飼う。パート2









