第129話 のんきに飯が食えるか・・・怒
急な入院でしたが食事は出るもんですね。夕方になり「食事きますから食べてくださいね。」と優しい声をかけてもらってもこっちは陣痛の合間で箸なんか持てるか―とちょっと好戦ムード「ちょっと無理みたいです。」としおらしく言ってみるものの、「食べないと体力持ちませんよ。おにぎりにしてきましょうか?」おにぎりなら何とかいけそう。陣痛が来たら握りつぶして本当のおにぎりになりそうですが。
おにぎりを目の前にするとちょっとだけ食欲が。何とかおにぎりのみ完食。おかずはうまそうにアダムが平らげました。まだ居たの、まだビデオ撮ってるし、居ても居なくてもどうでもいい。野生と化しているわたくし。
あぁ、痛みが増してきたよ。痛いよ。ここで登場テニスボール。ジャジャジャ ジュッジャジャーン(四次元ポケット風)持参したテニスボールを膣口とおしりの間らへんにおいて体重をかけてみる。おっ痛みが和らぐ。いい感じ。本などボールが良いとは聞いていたが本当ね。本能的に置く場所もなんとなく分かるし。
でもまだまだこんなものじゃなかったのよ。
次回 第130話 痛いのはおしりー!!