第30話 お仕事な日曜日
5/21・22は久しぶりに依頼されたお仕事。通常の平日は接客業を営む傍ら、稀に知り合いから頼まれするお仕事、それはカメラマン。実はこちらが本職。写真業界はただいま下降中ていうか落下中。写真では食べていけないので接客業に勤しむ日々であります。
5/22に和太鼓の演奏会の記録用のスチールとビデオ撮影。前日はリハーサル風景の撮影で入ります。仕事を請けたのが2ヶ月前、この日に妊娠していると思っていなかったのでちょっと心配。なにせ機材が40キロほど、もちろんアダムも手伝ってくれるがメインカメラはわたくし。
いつになく、重い機材を率先し運んでくれるアダム。そうよね、こんな時くらいがんばらないとね。いつもはわたくしの方が重いもの持っているんだから。
21日リハーサルはカメラのテストをかねて行うので撮影ポイントを探りながらウロウロ。止まってはカメラをのぞきテスト撮影。アダムは舞台裏の撮影にGO。
翌日22日は、朝から入って、通しリハを撮影。この時、いすに座ろうとしてしりもちをついちゃっち。ホールのいすって元に戻るでしょう。それ忘れてて、いすに座ろうとしたらすかっ。全力しりもちではなかったのでまあ大丈夫だろう。アダムには報告せず。だって、叱られるもん。
リハが終わると昼食。お弁当を用意しているというので行ってみると明らかに違う空気。何が違うって今まで団員の大人や子供たちがわいわい言っていた中から出てみたら、ここはゲストルーム。太鼓の先生とゲスト演奏する笛の先生、来賓。イヤー、こんなところでご飯食べてもおいしくない。緊張はしないけど業者としてお行儀良く、上品に食すなんて疲れる。
司会のおじさんは早々にお弁当を持ってとん走。わたくしたちは主催者の指導している先生の知り合い。逃げられない。にこやかに相槌を打ち、聞かれれば話すが何事も控えめに。食す弁当が豪華だ事。さすがゲスト用、別の部屋のの団員さんたちのお弁当をのぞくとおにぎり弁当。こちらは豪華幕の内、デザート付き。ラッキーなのにそんな気がしないのは今いる場所よね。
ちと気になるのは笛の先生。見たことあるのよね。有名だから?でも名前も聞いたことないし。とチラ見していると知り合いの太鼓の先生が「〇〇さんはね・・・。」 〇〇さん?あー、小中の同級生だ。24年ぶり。びっくりー!!突然の知り合い。そうか芸名を使っているから分からなかったんだ。
昼食後部屋の外で見かけたので声をかけると。あたり!!「久しぶりー」から始まり、近況報告、友達の行方などを話、アダムの紹介。向こうも旦那さんと子供を連れてお仕事に来ていたので紹介してもらう。本当に奇遇な日でした。
客入り・本番・客出まで撮影が終わり。主催者に挨拶をして帰りましょう。と思ったらまたもや同級生を見つけてしゃべること1時間。アダムごめん、機材を全部片しといて。
カリカリ梅が食べたーい。
次回 第31話 育っているのかい、きみは?

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