第20話 採卵と麻酔
4/23、いよいよ採卵、卵とり、卵の収穫。今回もアダムのオタマジャクシは自宅採取のため朝からがんばっていただいた後、採卵にあたり、朝8時30分までに病院入りします。もしもの為にすっぴんで。もしもと言うのは緊急に麻酔をかけることになった場合。ここで麻酔をするか否かでちょっと迷った。麻酔をしてもらうと+5000円。痛みの程度を聞いても針が子宮の膜を
通る時は痛いけど卵巣自体には痛点がないので痛みはないとのこと。う~ん、針の傷みか、5000円か。麻酔をかける場合は付き添いがいないといけない、今日はアダムが同行しないと言っていたので麻酔なしにしました。決してお金にまけたんじゃないと言っておく。だれに?
名前確認の後に採卵する処置室には入るためにお着替えに・・・。何でアダムが横にいるの?「今日休み取ったから、居た方が良いかと思って。」いらんけどまあ良いか。待合室で3時間も待つ気があればどうぞ。わたくしは着替えに。まっ裸の上に手術
着、ヘアカバー、専用スリッパに着替えたら、2番の控え室で横になって待つことに。しばらくすると看護婦さんが呼びにくるのでトイレに行ってから徒歩にて採卵処置室に。モニターを見るために薄暗くした部屋の中に3人の看護婦さんと先生。横の部屋から2人の培養技師さんが現れて丁寧に挨拶されました。
処置台の上にV字開脚で寝ると まずは、子宮内の消毒から。これが結構痛い。金属で押し広げて、上下左右をぐいぐい拭かれる。いざ一刺し。子宮内の一点をぐっと押されたかと思うと、ぢくっ。ぐぐぐって感じ。あぁ、なるほど痛いといえば痛い、この
くらいは平気と言えば平気。「針、入りました。」「液〇〇CC出ました。」「液、止まりました。」二刺し、三刺しまでは順調。四刺し目、先生針で探ってませんか?先生それはちょっと痛いですけど、と心の中で思いながじっと耐える。「卵巣がクリンクリン動いて針がさせないんですよ。ちょっと抑えますね。」と言うと若い看護婦さんが「失礼します。」と右のお腹の上からギュ
ーっと押さえ込む。こっちも反射的に腹圧を入れるものだから半ば体重全がけの状態で押さえ込み。「力抜いてくださいね。」と言われましても力抜くとお腹つぶれそうだし。押されるのと針で探られるのとで痛い。ようやく四刺しめ終了。右腹から左腹に変わって、五刺し目も同じ状態。
次回 第21話 何個取れたでしょう?

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