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2011年9月

2011年9月24日 (土)

第37話 ラミって、痛いの?

 PM 2時ごろ『ラミナリア』を入れるため、5階の処置室に。SSを2本入れるとの事。エコーでまず内診の後、スルッ、スルッ、終了。「先生、『ラミナリア』は痛いらしいですけど後から痛くなるんですか?」「膨張するときも多少痛いでしょうが、入れる時が一番痛いですよ。」「全然、痛くないですけど。」「サイズが細いことと本数が少ないこともありますけど、人によってはかなり痛いです
よ。

ただ、念のため病室に帰るときは寄り道をせず、人のいる所を通ってください。」人のいる所。何かあったときに助けてもらえると言うことですかね。いったいどのくらい痛むのか、ちょっとドキドキ。

 PM3時 抗生物質「セフゾン」を飲む。寝る前に1個、翌朝6時に1個、飲むように指示が出ました。

 PM6時 夕食 豆腐の炒め物 揚げていないカツ。なかなかおいしくいただきました。
 
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『ラミ』の痛みが気になるかな。入れたときは違和感だけなのがこの時には、生理の軽い腹痛がするくらいの痛みを伴う圧迫感がある。これより絶食開始。

アダムが気を使って、ちょこちょこメールをくれる。今までこんなにいっぱいメールをくれたことが無いので、ちょっとうれしいな。アダムは少しだけ顔を見に来たので9階からの夜景を二人で見ることに。さすがにネオンが少ない。

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 PM9時 就寝時間。でも、眠れるわけが無いので今日のために用意した、ニンテンドーDSソフト『トリツク』を開始。集中、集中。痛みを感じなくなるくらい集中。

 PM10時 明日のことも考え就寝。ここら辺から『ラミ』がいたずらし始める。わたくしは、ほとんど生理痛が無いので今までの生理痛の中で一番痛かった時のあえて言えば3倍くらい。でも、生理痛の強い方であれば通常の生理痛くらいではないかな。

痛みのため、1時間ごとに目が覚める。向きを変えたり、枕を抱っこしたりしながらウトウト。

 AM3時30分ごろ、ウトウトできる時間が無くなり、限界。看護婦さんに『ロキソニン』を1錠もらって飲む。痛みが止まってきので寝る。はじめから痛み止め飲んどけば良かったような気が。前日のPM7時くらいに飲んでAM1時過ぎくらいに飲めば痛みのセーブが出来るのではないかしら、などとシュミレーションしてみる。

次回  第38話 麻酔からさめるまで。

2011年9月19日 (月)

第36話 PON、入院しまーす。

  6/13 10時・・・1泊2日ながら立派な入院です。病院の受付で保証金10万円を人質に。入院申込書なるものを提出して病室のある新館9階へ。担当の看護婦さんが来るまでナースステーションの横にある談話室でアダムとステイ。

すぐに部屋に案内されるとちょっとビックリ!。4人部屋ではあるが広いし、机と一体式のクローゼットが壁代わりになっていてプライベートなスペースが確保されている。冷蔵庫付。横を向いてもお隣さんとは顔が合わない。

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早速、部屋着に着替えて身長・体重測定をすると3キロほど太っている。そうよね、妊娠してから過度なダイエットは禁止なのに嗜好が変わったせいで食事が荒れていたの。一通り問診もすむと後は2時ごろまではフリー。

9階の西の窓からは昇開橋(しょうかいきょう)が見え、南の窓からは新田大橋(しんでんおおはし)が見える。要するに他に大きな建物がないと言うことですね。ここでアダムは仕事に行きました。

昼食はちらし寿司とすり身のお吸い物。病院食にしてはお味が良いほうです。
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昼食後、先生が心臓と肺の音を聞きに。午後2時ごろに『ラミナリア』を入れる処置をするとの事。『ラミナリア』ってなに?

次回  第37話 ラミって、痛いの?

2011年9月15日 (木)

第35話 やはり流産ですか。

 6/8 運命の日です。ジャジャジャジャーン。

 今日もアダムは一緒。出血は無かったけど、まぁ、予測はついているんですけどね。エコーでも成長の兆しなし。「育ちませんでしたね。」と先生からも言われ、「6/13入院で14日手術ですね。」と言われる。ほらね。

アダムを見ると、表面上は落ついている様子。だって、がんばったモン。前回の診察前から「年が上がるほど流産率は上がるし、通常でも4・5人に1人位は流産するのよ。2・3回の流産は覚悟の上。わたくしは平気なんだから心配しないで。」と繰り返し繰り返し子供に言い含めるように・・・。

さーて、アダムは納得した?として次は、お義母さま。1泊2日とはいえ、嫁が家を空けるとなるとそれなりの理由がいるのである。それも流産だし。一応、正直に「流産したので手術のため、1泊2日で入院します。」と言ったら、「それは残念だったね。」
と言って次の日寝込んだ。

フォローとしてアダムに言ったことを繰り返す。でも残念と言ってもらえてうれしかったな。一番いやな言葉は、「いまさら、子供は要らないでしょ。」もし、この言葉が出てきたら、速攻、家を出るつもりだった。この家の嫁で良かったな。

ちなみに、同居なので、旦那がいくらいい人でも両親と気が合わなくては地獄。多少、旦那がぼけぼけ君でも両親と仲良く暮らせたらハッピー。だから、わたくしはラッキー。

本日のお支払い   2150円 (3割負担)  累計 518960円

次回  第36話 PON、入院しまーす。

2011年9月 7日 (水)

第34話 血迷って? 犬を飼う。パート2

 前回からの続き。
 「栗1世」が我が家に来て半年ほどして、お義父さまは事故で半身不随・高次元障害の身に。それから3年間入の後、在宅での介護。オムツを替えているわたくしのことは、誰だか良く分かっていなくても「栗」の名前だけは忘れません。

歩く先に「栗」を繋いでおいて「栗が待っていますよ。」といって歩かせるとか、セラピードック的な存在でした。犬用のおやつを用意していても覚えられないため、自分の食事をあげてしまうか、犬用のおやつを義父さまが食べてしまう。

入院中は、ほったらかされていたのでしつけが中途半端。若干の威嚇行動に出たこともありましたが退院後はしつけ直しをしたので本噛みになる前に落ち着きよいパートナーになり、7歳にてお亡くなりになりました。

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 「栗1世」死去、3ヶ月ほどで「栗2世」をお迎えしました。早いですけどお義父さまが黒い物体を見ると「栗」と話しかけるから。ゴミ箱だったり、バックだったり、ただの物体なので当然よってこない。するとおもむろに自分のスプーンの中身を物体に向かって・・・ぽい。

これにはお義母さま、切れる。これを何回も繰り返すので、早い段階で「栗2世」計画が発動。ただし、食べ物には注意すると家族会議の末以下のように決まりました。お義父さまの怪しい動きの時には、声をかけて注意をそらすこと。こっそりあげている時には犬より強制回収。

幸い「栗2世」は口に手を入れて食べ物を出してもまったく気にしない。そのうちお義父さまもショートステイでの外泊が多くなってきた事や認知症による意欲の減退で自分で食べ物を口に運ばなくなったりで「栗2世」が人間の食べ物を食べることは無かった。

それ由、短命だったのが悔やまれる。  何話かあとにつづく


次回  第36話 やはり流産ですか。

2011年9月 4日 (日)

第33話 血迷って? 犬を飼う。パート1

 突然ですが、今年の1月初め、我が家の愛犬がお亡くなりになりました。享年2.5歳。ペギニーズとシーズーのMIX。昨年末に歯石を取りに獣医さんに行ったら、麻酔の関係で血液検査。結果は生きているのが不思議なくらいの数値。腎臓の機能がほとんど無い状態。歯石どころではなく、即、治療開始。

 点滴をして、餌は腎臓病食にするようにと言われて帰宅。半べそをかいてお義母さまに報告。市販の腎臓病食はおいしくないので食が細くなり、毎日の点滴と手作りの治療食で辛うじて命をつないでいる状態になった。

治療食もミキサーにかけて、スポイドで強制的にチューッと入れないと食べてくれない。急速に弱っていき、ほとんど歩けない状態になっていたある日、アダムが出勤のため玄関に行くとベットからヨロヨロ歩いてきてお見送りをしました。次の日の朝、静かに息を引き取っていました。

獣医さんは、たぶん、生まれつき腎臓が悪かったのだろうと言っていた。治療を始めて3週間ほどでお亡くなりになったので治療したのが死期を早めてしまったとも思う。知らなければもうちょっと長く生きていたかも。治療せずにおいしいものいっぱい食べさせてあげればよかったかな。

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まったく吠えないため、飼い始めて1年は、吠えた声を一回も聞いたことが無かったし、トイレもすぐに覚えるほど頭のいい子でした。これが我が家の愛犬『 栗2世 』。 『2世』ということは、もちろんその前に『 栗(1世)』が居りました。

お義父さまに記憶障害があるため、犬を見るとすべて『栗』と呼びます。よって、血縁関係なしに我が家の犬は代々『栗』となっています。

次回  第34話 血迷って? 犬を飼う。パート2