第37話 ラミって、痛いの?
PM 2時ごろ『ラミナリア』を入れるため、5階の処置室に。SSを2本入れるとの事。エコーでまず内診の後、スルッ、スルッ、終了。「先生、『ラミナリア』は痛いらしいですけど後から痛くなるんですか?」「膨張するときも多少痛いでしょうが、入れる時が一番痛いですよ。」「全然、痛くないですけど。」「サイズが細いことと本数が少ないこともありますけど、人によってはかなり痛いです
よ。
ただ、念のため病室に帰るときは寄り道をせず、人のいる所を通ってください。」人のいる所。何かあったときに助けてもらえると言うことですかね。いったいどのくらい痛むのか、ちょっとドキドキ。
PM3時 抗生物質「セフゾン」を飲む。寝る前に1個、翌朝6時に1個、飲むように指示が出ました。
PM6時 夕食 豆腐の炒め物 揚げていないカツ。なかなかおいしくいただきました。
『ラミ』の痛みが気になるかな。入れたときは違和感だけなのがこの時には、生理の軽い腹痛がするくらいの痛みを伴う圧迫感がある。これより絶食開始。
アダムが気を使って、ちょこちょこメールをくれる。今までこんなにいっぱいメールをくれたことが無いので、ちょっとうれしいな。アダムは少しだけ顔を見に来たので9階からの夜景を二人で見ることに。さすがにネオンが少ない。
PM9時 就寝時間。でも、眠れるわけが無いので今日のために用意した、ニンテンドーDSソフト『トリツク』を開始。集中、集中。痛みを感じなくなるくらい集中。
PM10時 明日のことも考え就寝。ここら辺から『ラミ』がいたずらし始める。わたくしは、ほとんど生理痛が無いので今までの生理痛の中で一番痛かった時のあえて言えば3倍くらい。でも、生理痛の強い方であれば通常の生理痛くらいではないかな。
痛みのため、1時間ごとに目が覚める。向きを変えたり、枕を抱っこしたりしながらウトウト。
AM3時30分ごろ、ウトウトできる時間が無くなり、限界。看護婦さんに『ロキソニン』を1錠もらって飲む。痛みが止まってきので寝る。はじめから痛み止め飲んどけば良かったような気が。前日のPM7時くらいに飲んでAM1時過ぎくらいに飲めば痛みのセーブが出来るのではないかしら、などとシュミレーションしてみる。
次回 第38話 麻酔からさめるまで。