第50話 採卵しましょ。そうしましょ。
9/10時刻21時30分 またもや夜の高木病院に潜入。が今日は患者さんが1組。予約があったのでその1組を抜き去り処置室に。血を抜かれ、お尻にプレグニールを打ち、もみもみ。終了。
先ほどの1組さんも診察が終わったらしく支払いと薬をもらいに本ロービーに。わたくしの支払いは採卵日のつけなのでそのまま帰宅。
9/12 朝の8時、アダムのおたまじゃくしを携えて、すっびんで病院入り。今日はアダムのおたまじゃくしはどうかしら。ずっと亜鉛を飲ませていたのは役に立っただろうか。拝むように看護婦さんへ託す。
お部屋の鍵は今日は1番。お着替えしてベットで読書しながら待っていると看護婦さん登場。「トイレに行かれてから入りましょう。」「はーい。」トイレトイレ。いざ採卵室。「前回は採卵しにくくて、かなりお腹を押さえられたみたいです。」「はい、あれは結構きつかったです。」「今回は痛くないといいですね。」
ぷすっ。「液、出ました。止まりました。」 ぷすっ。「液、・・・。」 ぷすっ。ぷすっ。ぷすっ。・・・。
今日は全然、痛くなーい。左側も押さえられたものの、前回のような痛みはない。「先生、お上手。全然痛くなかったですよ。」「私って結構、うまいでしょう。」「お上手!!」ぱちぱち。先生に拍手をしつつ終了。
「今から2時間ほど休憩してから帰っていいですよ。」「あのー、この後仕事なので1時間半位の休憩でもいいですか。」「出血量もほとんど無いので体調がよければいいですよ。」ストレッチャーに移されお部屋に移動。2時間の休憩を30分値切って仕事へGO~よ。
帰る前の診察で「今回は顕微鏡授精ですね。」「体外受精+レスキューじゃないんですか?」「この数値じゃ顕微鏡じゃないとだめでしょう。」そんなに数値が悪いのか。顕微鏡授精確定。
おたまじゃくしさんの数がちょっと減っていた。そういえば2週間ほど前、アダムは軽い風邪を引きやがったのさ。ばか。でも、今日アダムがいなくて良かった。絶対凹んでおたまじゃくしの数が減る。
全部で卵は6個。いくつ育ってくれるかな。「授精がうまくいけは15日の移植にしましょう。」「14日か16日でもいいですか?」「ええ、成長の進み具合を見たほうがいいですけど、過ぎるよりも前の方がいいですから14日にしましょうか。」「それでお願いします。」
ということで移植は14日に決定。
本日のお支払い 9/10分 自費 6980円 プレグニール代
9/12分 自費 90350円 累計 217110円
次回 第51話 2個戻して、お願い。

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