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2011年10月 1日 (土)

第38話 麻酔からさめるまで。

 AM6時 絶飲になる前に薬を飲むため、看護婦さんから起こされる。 点滴開始。点滴の針を刺すのに失敗。その痛みのほうが強くて、お腹の痛みが気にならない。朝食なしのため、ひたすらゲーム。

 AM8時30分 有馬先生が顔を見にくる。その後アダム到着。

 AM8時45分 車椅子で手術室に向かう。新館から手術室に行くには、本館の病室の廊下を通らなければならないため、他の患者さんからかなり見られる。その逆でわたくしからも病室が見える。昔ながらのカーテンの仕切りだけのベット、狭い。新館でよかった。差額ベット代1200円かかるけど絶対、新館。

 前室で手術室の看護婦さんに交代。手術台に乗ると、「もう少し、前に座って。もう少し前。おしりを浮かせて。」などと緊張感の無い指示がある。なぜかBGMは『夏祭り』「きーみーがーいたなーつーはー」懐かしさについ、ニヤリ。わたくしの年代に合わせていただいたのが有馬先生のご趣味か。

心電図・血圧計装着。「点滴から麻酔薬が入りますよ。1、2、さー。」ここで記憶が途絶えた。麻酔薬が入ると冷たいな。音がボヤッとしたなと思うと目の前が真っ白になって記憶なし。

次に目が覚めると手術室の前室。「やっと目が覚めましたか?10分ほど長く寝ていましたよ。」数回瞬きをすると麻酔が抜ける感じ。もう少し寝ていたかったな。最近のストレッチャーは自動で横のベットに患者を移動できるのを知って大感激。

 AM9時45分 病室に無事帰還。アダムはわたくしが長く寝てしまっていたのでカンファレン室で取り除いた内容物を見せられてしまったらしい。かわいそうなことをしてしまった。説明では、胎盤も胎胞もきれいに取れたので、後は少し出血して終わるそうな。

 昼食までもう一度、寝る。軽い生理痛みたいな感じがある。待ってました。昼ごはん。アダムは外に食べに行った。

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30分~1時間ごとに看護婦さんのご訪問。3時ごろに早めの内診。「出血が多少はあるかも知れませんが退院しても大丈夫です。」と言うことで早足で病室に戻っていると「まだ、ゆっくり歩いてください。」としかられた。

準備万端、さぁ帰ろう。でも、入院費の精算が病室に上がってこない。それから待つこと30分。請求書を持ち、人質となった10万円を救出して、家路に着いた。

本日のお支払い   22190円 (3割負担)  累計 541150円

次回  第39話   ①クール終了

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