第108話 通夜と葬式と大きなお腹と笑い声
11/1の夜は仮通夜。菩提寺のお上人に枕経をあげてもらい通夜・葬式の算段。斎場の担当は、お義兄たまの幼馴染。お義父たまのこともよく知っていたので「ぼくに任せろー。」と仕切る。大変、助かりました。この日はお義母たま、お義兄たま、アダムと親子水入らずで斎場にお泊り。
11/2 19時 通夜はしめやかに過ごすはずが隠すに隠せないお腹なものでお悔みと同時にお祝いの言葉をいただきます。「お悔みの席でなんだけどおめでとう。」「お義父さんも喜んでいるからいいでしょう。」などと言われて悲しみが和らぎます。お上人も昔から知っているので通夜の後の説法を30分もお話していただきました。大変良いお話だったのですが長い。内容は涙ものでしたが長い。この日はお義兄たま家族とお義母たまがお泊り。
11/3 12時からお葬式。一番悲しんでいたのは他でもないアダムであります。わたくしの前でさえ泣いたことがないのにポロポロ涙が出て止められない。それを見るとなおのこと場を和ませなければとわたくしはお義父たまとの昔話で笑いをとることに精を出す。
滅多に会わない遠方の親戚や知り合いの方たちに妊娠の報告ができたのもお義父たまが機会を作ってくれたのだと思うともっと精を出すのであちこちで笑いが起こる和やかなお式になりました。笑いすぎてちびった。
お義母たまはといえば急なことで、悲しみよりも喪主としての忙しさに追われそれどころではなく動く、動く。後で電池が切れたように動けなくならないといいけど。
ただ、わたくしには予感がありました。亡くなる1週間くらい前から何となくですがそわそわしたものがありまして、アダムには言えませんでしたが。そこでわたくしお義父たまの遺影のデータを製作していました。
当日、急遽作ると大体良い写真がなくて後で作り直される方が多いのを仕事柄知っておりますので、できる限り良いお顔の写真を探し出し、喪服に着せ替え、バックを消す。本職ですから気に入るまで微調整して後はプリントするだけの状態にしておきました。
お義父たまのちょっとはにかんだような笑顔。わたくしがお義父たまにできる最後のご奉公でございます。合掌。
あっ、前かがみができない。落とした数珠が拾えない。まてまて。
次回 第109話 性別決定!!

さばのさん前回コメントありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありません。無事に1周忌を済ませられました。
投稿: POPONPON | 2013年10月19日 (土) 12:08
一周忌お疲れ様でした。
私の親も義両親も80歳になるので、今回のブログ内容は考えさせられるところがありました。
ところで
佐賀市のほほえみ館で前にコメント欄で書いた人が講師を担当する「おっぱい体操セミナー」があるそうです。
90の定員に対して160の応募があったとか・・・。人気ね
運よく抽選に当たったので行って来ます
投稿: さばの | 2013年10月30日 (水) 09:50