第3話 突撃!! 公開学級「私も赤ちゃんが欲しい」に潜入せよ!!
1/22 13:00 高木病院の公開学級「私も赤ちゃんが欲しい」に潜入するため、作戦本部(自宅)を出動。アダム隊員は作戦から逃亡しようとした為、強制連行される。作戦開始時刻14:30 5階カンファレンスルームに集結せよとの命令。国道沿いにある巨大な建物、そこが目的地「高木病院」である。駐車場は道の向かいにあり、車があふれていた。
ながーい信号待ちの末、建物に到着いざ、ロビーへ。広い広すぎる、潜入活動にはあまりにも開けすぎている。急いで近場のエレベーターに乗り込むと5階は病室ではないか。「こちらは新館です。本館でしたらロビーを通り抜けた突き当りのエレベーターをお使いください。」なに!! こ、これは罠か?広すぎるロビーをどうにか進むと新たなエレベーターを発見。
我々が目指すのは5階だー!!ドアが開く 注意深く外に出るとそこには10人ほどの男女が気の赴くままに座っていた。重い、空気が重い、しゃべる者は居らず、ただ座っている。暗いよー!!もう耐えられない、暗すぎー!!なんでかなー、不妊治療が深刻なのはわかるけど心が暗くても明るくても結果は同じなら明るくいこうよ!! 数年後に同じことを言っていられるのか?わたくし・・・第一ミッション終了
公開学級の予約を伝えると看護婦さんが明るい笑顔で入る部屋を教えてくれた。わたくしは看護婦さんと言う言葉が好きなのであえて婦にします。病院の官舎で育ったので看護婦さん看護士さんは分けて呼んでしまう。習性。「ふ」は響きが優しいですからね。その笑顔の看護婦さんが進行・コーディネーターの「真島看護師さん」。一生懸命、場を和ませようとしても皆さん無口。ちょこちょこ参加者に話しかけるもののリアクションが薄い!!真剣なのはいいけど、それってストレスじゃない。
男性職員さんが面白くて分かりやすい。「お皿の中でまぜまぜ」ぷぷっ・・・「ふかふかのお布団の時期」ぷぷっ・・・「卵、出て来いの命令を出すホルモン」等、面白く分りやすいたとえ。話を聞きながらぷぷぷ・・・、「肥満はよくない」わたくしを指差して声を落として笑うアダム。
「特に男性の方は血液検査の1週間くらい前から極力野菜物を摂るようにしてくださいね。どろどろで血が抜けない方もいますよ。1回にポテチ1袋なんて食べないでくださいね。」真島さんに言いつけるようにアダムを指差すわたくし。「だめですよ。血が取れないともう一度来て貰わないといけないですから。」とにこやかに言われるアダム。やーいやーい。
イラストやグラフを入れた内容説明のペーパーを見ながらいつの間にやら2時間経過。結構たのしかった。アダムも分かったような分からなかったような・・・。ただ、男性が病院に行くのは最低2回だとゆうことは分かったらしい。「痛くないし楽勝じゃん」ほらね、連れてきてしまえばこっちのもんさ。ぷぷぷぷぷ。
次回 第4話 公開学級「私も赤ちゃんが欲しい」からの~??